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2009年5月17日日曜日

無料電話の一般解その1 = 家の電話をIP電話にして、無料電話アカウントを設定して、無料電話番号をくっつける

無料電話とかなんとかいっても、ふつう同じサービスを使っている人たちの間のみに限られていて、公衆網に電話する、もしくは公衆網から電話を受けるには、お金がかかるのが普通です。それか、お互いにPCを使いましょうとか、そんな感じでいまいち感がぬぐえません。

電話をかけるときは、自分の意思で連絡を行うという状況ですので、あの手この手で安く上げる手段がたくさんあります。ただ、相手がこちらに連絡をしようというときには面倒をかけられません。「いったん中継点に電話してXXXXして」とか「Skypeで連絡して」なんてお願いをするのは失礼にあたることがあります。

ですので、せめて、連絡を受けるときに、普通に電話するだけだけど、できるだけ安くあげる手段があると助かります。まずなによりに、相手にとってありがたいはずです。そのための、一般的な手段をいくら考えてみました。(これまでにやってきたPBXとか面倒なものではなく、シンプルな方法になります)

結論は下記のようになります。

・SIPによるアクセスが可能な無料インターネット電話サービスのアカウント(SIPアカウント)を確保
・無料の電話番号を確保し、インターネット電話アカウント(SIPアカウント)に結びつける
・パソコンをとめていても無料電話に出られるよう、家の電話をLinksys PAP2T等のVoIPアダプタでIP電話化

SIPアカウントの確保ですが、現在メジャーなところはGizmoだと思います。
無料電話番号ですが、たとえばアメリカの番号ですと、IPKallというものがあります。

日本の03とか050を無料でばら撒いている会社はなさそうなので、しかたないのでアメリカなりイギリスなりどっかの番号を確保します。

Gizmo+IPKall+PAP2Tでのコンビネーションの場合、PAP2Tの設定は下記のようになります。PAP2Tでなくても、Linksys SPAxxxx(例:SPA942, SPA3102)ってものを使ってれば同じような設定のはずです。

[SIP Tab]
Substitute VIA Addr: YES
STUN Enable: YES
STUN Server: stun01.sipphone.com
NAT Keep Alive Intvl: 15

[LineX Tab] (where X is the 1 or 2 depending on where you have Gizmo setup)
Line Enable: YES
NAT Mapping Enable: YES
NAT Keep Alive Enable: YES
SIP Port: 5060 (if Line1) or 5061 (if Line2)
Proxy: proxy01.sipphone.com
Use Outbound Proxy: NO
Outbound Proxy: keep blank
Use OB Proxy In Dialog: NO
Register: YES
Register Expires: 3600
Use DNS SRV: NO
DNS SRV Auto Prefix: NO
Display Name: 1747xxxxxxx (Your Gizmo sip number)
User ID: 1747xxxxxxx (Your Gizmo sip number)
Password: (Your Gizmo password)
Use Auth ID: NO
Preferred Codec: G711u
Use Pref Codec Only: NO


このリンクのページに詳細が記載されています。無料電話番号を提供できるサービスプロバイダの一覧も含まれています。

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